BitTorrent(ビットトレント)とは|「ダウンロードしただけ」が違法アップロードになる理由

「ダウンロードしただけ」のつもりが、という方へ

BitTorrent(トレント)の仕組み|ダウンロードが違法アップロードになる理由

ダウンロードを始めると、利用者の操作や意思とは関係なく、自動的にアップロードも行われる仕組みです。そのため、「ダウンロードしただけ」のつもりでも、違法アップロードの責任を問われる可能性があります。

全国対応オンライン相談無料来所不要秘密厳守

BitTorrent(トレント)でダウンロードしただけのつもりが、知らない間にアップロードまでしていた——そのことを後から知り、不安に感じてご相談に来られる方が増えています。この記事では、BitTorrentがどのような仕組みのソフトなのか、そしてなぜ「ダウンロードしただけ」で違法アップロードに関与することになるのかを、弁護士がわかりやすく解説します。

お電話 06-6484-6364(平日 9:00〜19:00)/メール・LINEは24時間受付

結論
BitTorrentは、利用者同士がファイルを分担して送受信する「P2P型」のファイル共有ソフトです
ダウンロードを始めると、利用者の操作や意思とは関係なく、自動的にアップロードも始まります
「アップロードしない(ダウンロードだけ)」という設定は、原則として用意されていません
そのため、BitTorrentを利用していれば、「ダウンロードしただけ」のつもりでも違法アップロードに関与していることになります

なぜダウンロードだけで終わらないのか、その仕組みを順に見ていきます。違法アップロードになる理由を見る

WHAT IS BITTORRENT

BitTorrent(トレント)とは何か

BitTorrentに関する損害賠償の問題を理解するうえで、まず大切なのが、BitTorrentがどのような仕組みのソフトなのかを知ることです。ここでは、その基本的な特徴を整理します。

P2P型のファイル共有ソフト

BitTorrentは、インターネット上でファイルをやり取りするためのソフトの一つで、「P2P(ピア・ツー・ピア)」と呼ばれる仕組みになっています。

一般的なホームページからのダウンロードでは、ファイルを提供しているサーバ(大元のサーバ)と利用者のパソコンがつながり、サーバが一方的にファイルを送る「クライアント/サーバ型」と呼ばれる形です。これに対してP2P型では、利用者同士(ユーザー同士)のパソコンが直接つながって、データのやり取りをします。

クライアント/サーバ型(一般的なダウンロード)では

ファイルを提供しているサーバと利用者のパソコンがつながり、サーバから利用者へ一方的にファイルが送られます。利用者は、ファイルを受け取る(ダウンロードする)だけです。

P2P型(BitTorrent)では

利用者同士のパソコンが直接つながり、互いにファイルを送り合います。そのため、ファイルを受け取る(ダウンロード)と同時に、他の利用者へ送り出す(アップロード)ことにもなります。

BitTorrentはこのP2P型のファイル共有ソフトで、ユーザー間で映画・アニメ・ゲーム・成人向け動画などのやり取りに利用されています。

小分けにしたファイルのアップロードを行う

BitTorrentでは、一人のユーザーがデータ全体をまとめてアップロードするわけではありません。一つのファイルを小さく分割し、複数のユーザーがそれぞれ別々の部分を送り合うことで、全体としてファイルが行き渡る仕組みになっています。

つまり、自分がダウンロードしたファイルの一部を、同時に他の利用者へ送り出している、という状態が生まれます。この点が、後ほど説明する「ダウンロードしただけでも違法アップロードになる」という問題につながっていきます。

BitTorrentの利用について、開示請求や損害賠償請求を受けてお困りの方へ届いた書面の内容とご事情を伺えば、今後の見通しや適切な対応の方針を、具体的にお伝えできます。まずはお気軽に無料相談をご利用ください。

全国対応・オンライン相談可能・秘密厳守

DOWNLOAD = UPLOAD

「ダウンロードしただけ」でも違法アップロードをしている

ここからは、なぜ「ダウンロードしただけ」のつもりでも違法アップロードに関与することになるのか、その理由を順に見ていきます。

BitTorrent(トレント)はダウンロードとアップロードを両方行う

BitTorrentは、アップロードに協力するユーザーと、ダウンロードだけを行うユーザーが分かれているシステムではありません。ダウンロードを行うと、自動的にアップロードにも協力する仕組みになっています。これによって、ダウンロードだけして提供する側に回らない「ただ乗り」のユーザーが生じないようにしているのです。

利用者の意思とは無関係にアップロードに関与する

BitTorrentでは、ファイルのダウンロードを始めると、アップロードのための操作を自分で行わなくても、自動的にアップロードが始まります。そのため、自分はダウンロードしかしていないつもりでも、実際にはアップロードにも関与している状態になります。

利用者の認識では

「自分はファイルをダウンロードしているだけ」というつもりでいます。

実際に起きていることは

ダウンロードと同時に、自動的にアップロードも行われています。本人にアップロードしている認識がなくても、システム上はアップロードに関与している状態になります。

「アップロードしない」設定は、原則として用意されていない

BitTorrentでは「ただ乗り」を防ぐため、ダウンロードだけを行ってアップロードはしない、という設定は原則として用意されていません。そのため、BitTorrentを使用している以上は、アップロードにも関与していることになります。

BitTorrent(トレント)を利用していれば違法アップロードをしていると考えてよい

このように、BitTorrentはダウンロードをする以上、アップロードにも関与する仕組みになっています。さらに、こうしたソフトは、その多くが著作権を侵害する違法なダウンロードを目的として使われています。そのため、ダウンロードと同時に行われるアップロードも、当然に違法なものとなります。

したがって、BitTorrentを利用していれば、自分自身も違法アップロードを行っていると考えて差し支えありません。「ダウンロードしただけ」という認識であっても、著作権者から損害賠償を請求される対象になり得るのです。

SUMMARY

まとめ

BitTorrentは、利用者同士がファイルを分担して送受信するP2P型のファイル共有ソフトです。ダウンロードを始めると、利用者の操作や意思とは関係なく自動的にアップロードも始まる仕組みのため、「見るために落としただけ」「ダウンロードしただけ」のつもりでも、違法アップロードの責任を問われる可能性があります。

一方で、仕組みを知ったうえで「自分はダウンロードしただけだから問題ないはずだ」と自己判断して書面を放置したり、逆に不安から相手の言うままに対応してしまったりすると、かえって不利な立場に置かれてしまうおそれがあります。実際にどの程度の責任を問われるか、どう対応するのが適切かは、ご事情によって変わります。プロバイダや著作権者から書面が届いた方は、放置せず、一度弁護士へご相談ください。状況を伺えば、今後の見通しと適切な対応をお伝えできます。

YOUR LAWYER

この記事の執筆者

弁護士 寺岡 健一
寺岡 健一てらおか けんいち
寺岡法律事務所/大阪弁護士会 所属

弁護士に相談するのは、一生に一度のことかもしれません。相談してよいか迷う方も少なくありません。法律問題かどうか、ご自身で悩む必要はありません。まずは一度、お気軽にご相談ください。

弁護士紹介ページはこちら

CONTACT

一人で悩み続ける前に、
まずは無料相談をご利用ください

相談したからといって、依頼しなければならないわけではありません。事情を伺い、今後の見通しや流れをご説明するだけでも結構です。全国どこでも、ご自宅からオンラインで相談・依頼をお受けしています(PC・スマートフォンで可能/秘密厳守)。

1メール・LINE・電話でご連絡メール・LINEは24時間受付
2相談日時を調整ご都合のよい日時で
3オンラインで無料相談ご自宅からPC・スマホで
06-6484-6364電話:平日 9:00〜19:00/メール・LINE:24時間受付


目次